睡眠時間が100国中最下位の国

 

日本は、睡眠時間が短い国民が
多いというのはご存知ですか?

 

ミシガン大学が睡眠時間について
2016年にインターネットで
調査した結果では、100カ国中、
日本は最下位だったそうです。

 

 

日本は平均で6.5時間、
アメリカは、7.5時間、フランス8.7時間
なぜ、日本人はそんなに短いのか?
夜遅くまで仕事するのか、それとも
スマートフォンで時間をつぶすのか、、、

 

 

どちらにしても睡眠時間を削ってまで
行動するということは、睡眠に関しての
知識不足が原因かもしれません。

 

 

知識も少ないため睡眠に対する意識も低い。
これは、ヘルスリテラシー能力が
低いということです。

 

 

私も学生時代や就職して初めての
社会人生活の中でも、睡眠教育を
受けた記憶がありません。

 

もし受けていたとしても、
詳しい内容ではなかったと思います。

 

 

睡眠時間が短いことも問題ですが、
睡眠後に体で起こっていることを
知らないため正しい睡眠ができていない。

 


その結果、仕事中も眠気で集中力がない、
やる気がでないということもあります。

 

 

もっと深刻なのは、睡眠の質が低いと、
太りやすい。

 

 

理由は、食べ過ぎを抑制する「レプチン」
というホルモンが出にくくなる。
そして、食欲を増進する「グレリン」
というホルモン分泌が増す。
このようなことが研究によって
判明しているそうです。

 

 

他にも
「交感神経が優位に働き血圧が高くなる」、
「うつ」、「不安障害」、「認知症」
といった健康課題になるリスクが高まるそうです。

 

また、睡眠研究では、睡眠不足や
睡眠の質が低いことを「睡眠負債
と呼ぶそうです。

 

経営では、負債が増えれば
事業の存続が危うくなります。

 

 

睡眠負債も健康上、
体に害を及ぼすということです。

もし、健康経営で生産性を
高めていきたいと考えるなら、
真っ先に「睡眠教育」に取り組んでみましょう。

 

 

それでは、次回以降
睡眠の質を上げる運動についても
お伝えしていきます。